売り手市場の看護業界で自分に合う職場を探す方法とは?
転職エージェントを上手に活用するために、メリットだけでなくデメリットもきちんと把握しておきましょう。転職エージェントは求職者にとって非常に心強い存在です。登録すると専任のキャリアアドバイザーが希望条件やこれまでの経歴を細かくヒアリングして、公開求人・非公開求人の中から自分にマッチした最適な求人を紹介してくれます。しかし、キャリアアドバイザーは複数の求職者を同時に担当しているため、見込みがない人は後回しにされることもあります。
転職先を効率良くみつけたいなら転職エージェントを利用しましょう。専任のキャリアアドバイザーがついて手厚くサポートしてくれる転職エージェントは求職者にとって非常に頼りになる存在です。求人の紹介や応募書類の作成アドバイス、面接対策やスケジュール調整、条件の交渉など実践的にサポートしてくれるので安心して任せることができます。ここでは転職エージェントの利用の流れをまとめているので登録する前に一度確認してみてください。経過ごとに注しておきたいポイントも一緒に紹介します。
多くの人が転職といえばハローワークを思い浮かべると思います。1947年に設置されたハローワークは正しくは公共職業安定所といいますが、転職=ネガティブなイメージが強い、ということもあり、少しでもイメージアップになるようにと「ハローワーク」と呼ばれるようになりました。ハローワークは求職者の味方となる存在のため、求人の紹介以外に失業保険の給付手続きや各種助成金の給付手続き、雇用保険の窓口、職業訓練、とさまざまなサービスを提供しています。全国各地に設置されているため誰でも気軽に利用できます。
看護師不足を解消するためにさまざまな取り組みを行っているナースセンターには中央ナースセンターと都道府県ナースセンターがあります。中央ナースセンターは日本看護協会が厚生労働省から指定を受けて運営し、都道府県ナースセンターは各都道府県の看護協会から指定を受けて運営しています。主な活動内容は「求人紹介」と「再就職に向けての研修の実施」です。ナースセンターの職員のほとんどが、現場経験が豊富な元看護師です。仕事の悩みはもちろんメンタルヘルスの相談にも乗ってくれるのが大きな特徴です。