サービスの内容と利用の流れ
ブラック病院を見極めるのにも役立つ転職エージェントですが、使い方がよく分からない人もいるようです。転職活動をスムーズに進めるためにも転職エージェントのサービス内容や利用の流れはよく理解しておきましょう。
転職エージェントと転職サイト
転職エージェントでは求職者1人ひとりにキャリアアドバイザーがついて手厚くサポートします。一方、転職サイトは求職者が自ら求人情報の中から条件に合う転職先を探して応募し、面接などを受けます。1人で転職活動を進めることになるため自由度が高い反面、応募書類の作成や面接の日程調整など煩わしい手続きも自ら行わなければなりません。「今よりももっと良い職場に転職する」という強い気持ちがなければ途中で挫けてしまうでしょう。
ですが、看護師専門の転職エージェントと転職サイトにはサービス内容に大きな違いはありません。転職サイトにも専任のキャリアアドバイザーがいて応募先の選定や応募書類の作成、面接対策やスケジュールの調整、条件の交渉など実践的にサポートしてくれるため、初めて転職する人も再就職を目指している人も安心して利用できます。
看護師専門の転職エージェントや転職サイトを上手く使いこなすために、「登録」→「応募」→「内定」→「入職」と一連の流れや経過ごとに注意しておきたいポイントを詳しくまとめていきます。
「登録」
申込みフォームに必要事項を記入していきます。内容はサイトごとに違いますが、どのサイトもそれほど手間がかかりません。数分で登録完了です。
登録すると転職エージェントから電話やメールで連絡があります。そこで希望条件について細かく確認されるので、聞かれて慌てないように事前に希望条件をまとめておくようにしましょう。
求職者の希望条件を確認したら、その条件にマッチする求人が紹介されます。興味がある求人は雰囲気や人材の定着率、残業時間など職場の情報を詳しく聞きましょう。
「面接」
応募先が決定したらキャリアアドバイザーが面接の日程を調整してくれます。面接対策として応募先の状況を踏まえた模擬面接を行ったり、服装や言葉遣いなどをアドバイスしてくれたりするので、面接が苦手な人も安心です。
「内定」
内定が出ても「自分に合わない」と感じるなら辞退することも可能です。キャリアアドバイザーがその旨を伝えてくれるので、応募先に直接連絡する必要はありません。また、キャリアアドバイザーを通して条件に食い違いがないか確認できるので、入職後に後悔してしまうこともありません。
また、円満退職に向けた手続きや引継ぎなど、実務に関してもサポートしてくれます。
